意思決定を早くすれば生産性が上がると気づいた話②
前回のブログの最後に
意思決定を早くするためには
完璧をひとりで目指さない!
という当たり前のお話をしました。
完璧を目指すことは姿勢としては必要ではありますが、ビジネスで完璧を目指すと効率は悪くなりますね。
下記の習熟度の曲線でもわかる通り、時間をかければ「2」の一定の習熟度やここでいう完璧度は高まりますが、「3」の領域になると時間ばかりがかかり、レベルが上がっていかないのがわかります。
ですから、ビジネスマンとしては、完璧を目指すよりもまずは、自分で「70%程度一旦仕上げて」⇒「周囲に意見をもらいながら100%を目指す」という工程が実施されると格段に業務スピードは上がります。
もし自分で100%の出来までできたと「思って」も上司はそれを100%と認めない可能性が高いですから、70%ぐらいの仕上がりで、自信があれば上司にさっさと持って行き、自信がなければ一旦同僚に見てもらう。ぐらいでドンドン進める必要がありますよね。
トヨタ界隈で良く言われている
巧遅拙速
や
Facebookの社訓という噂の
Done is better than perfect.
あたりはまさに完璧を求めないことを言い表しています。
それでも管理間接部門の社員は完璧を目指して意思決定が遅くなる人が多いですよね。
理由としては・・・
- 経理や人事など間違いが許されないため意思決定が遅くなる
- 業務が属人的であり、自分が決定者として進むため慎重になる
- 時間を自分で管理でき、時間に追われないために決定も遅くなる
- 元々慎重な社員が管理間接部門に集まっている
が挙げられるかと思いますが、特に問題なのは
- 業務が属人的であり、自分が決定者として進むため慎重になる
ですね。
なかなか難しいとは思いますが、この問題を軽減させる解決策は下記の3つあたりになる思います。
- 属人的な業務のやり方を改善する
- 業務の進捗確認のやり方を変える
- 意思決定者を明確にする
それぞれ詳細の内容を記載しようと思いますが、長くなりそうなので、次回のブログにしたためます。