日経ビジネス「おのれ!間接部門」改善編②

最近は日経ビジネスの「おのれ!間接部門」を紹介しつつ

 

コレ

f:id:kingnozaki:20170109163947j:plain

 

日経ビジネス「おのれ!間接部門」改善編

として私が考える間接部門の改善ポイントとして下記の3点を紹介しております。

 

  1.間接部門社員の説明能力改善

  2.間接部門社員の直接部門業務の理解不足改善

  3.間接部門社員の生産性認識不足改善

 

 

では、今回は

  

  2.間接部門社員の直接部門業務の理解不足改善  

 

について、私の間接部門11年、直接部門11年の経験も踏まえてお伝えいたします。

 

 

わかりやすくお伝えすると、直接部門の間接部門に対するストレスは

 

間接部門は、直接部門の業務を

 

 

 

知らな過ぎる!

 

 

 

ことに尽きます。

 

 

 しかも!

知らないくせに・・・

  • 忙しい時に依頼をしてくる
  • 「お客様のため」とか言って変な研修をする
  • 実績が直結しない人事制度をつくる

などのムダなことをする。

 

と直接部門の社員に思われているのが、

間接部門の社員の現実です。

 

 

つまり、直接部門は間接部門に対して

 

 

 

余計なことはするな!

 

 

 

って思っているわけです。

 

かといって、間接部門も右から左へ

きっちりと業務を流しているだけでは

自分の評価につながりませんから、

 

  • 新しい制度を導入してみる
  • 直接部門に対して効果測定を依頼する
  • 横串プロジェクトとかやってみる

 

と・・・

いろいろ新しいことをやりたくなるわけです。

 

しかし現状は間接部門から直接部門に投げるボールは・・・

 

 

f:id:kingnozaki:20170114193955p:plain

 

という状態がほとんどであり、「不必要」ボールを

直接部門に投げつけているという状態が多く見受けられます。

 

 

ただし、本来であれば・・・

 

f:id:kingnozaki:20170114195126p:plain

 

 

直接部門のなかの「必要なボール」を間接部門が見つけてくる!

という形があるべき姿であります。

 

では、その「必要なボール」を見つけるためには

間接部門は何をしなければならないか!

ですが・・・

簡単で具体的なところでは、 

 

  • メールや内線で済まさずに直接、各部署に伺う
  • 昼ごはんや飲み会に行ける直接部門の社員をつくる
  • ピーク時には、直接部門の業務を手伝う

 

 

そんなところです。

難しいことではありません。

 

 

しかも、そこで無理に「必要なボール」を見つけられなくても

「信頼」は得られますから、

今後、自分が発信する制度やお願いについては

直接部門より受け入れられやすくなることは

間違いありません。

 

 

f:id:kingnozaki:20170114211251p:plain

 

いかに間接部門が直接部門から

信頼ボールをたくさんもらうか

 

これが、間接部門と直接部門の関係を良くする

2つめのポイントになります。

 

 

ただし、これだけでは間接部門の課題が解決したわけではありません。

 

3つめの最後は間接部門自らの課題です。

 

  3.間接部門社員の生産性認識不足改善

 

次回は、この間接部門の生産性に対する認識不足について考えてみます。

 

つづく