日経ビジネス「おのれ!間接部門」改善編②
最近は日経ビジネスの「おのれ!間接部門」を紹介しつつ
コレ
↓
日経ビジネス「おのれ!間接部門」改善編
として私が考える間接部門の改善ポイントとして下記の3点を紹介しております。
1.間接部門社員の説明能力改善
2.間接部門社員の直接部門業務の理解不足改善
3.間接部門社員の生産性認識不足改善
では、今回は
2.間接部門社員の直接部門業務の理解不足改善
について、私の間接部門11年、直接部門11年の経験も踏まえてお伝えいたします。
わかりやすくお伝えすると、直接部門の間接部門に対するストレスは
間接部門は、直接部門の業務を
知らな過ぎる!
ことに尽きます。
しかも!
知らないくせに・・・
- 忙しい時に依頼をしてくる
- 「お客様のため」とか言って変な研修をする
- 実績が直結しない人事制度をつくる
などのムダなことをする。
と直接部門の社員に思われているのが、
間接部門の社員の現実です。
つまり、直接部門は間接部門に対して
余計なことはするな!
って思っているわけです。
かといって、間接部門も右から左へ
きっちりと業務を流しているだけでは
自分の評価につながりませんから、
- 新しい制度を導入してみる
- 直接部門に対して効果測定を依頼する
- 横串プロジェクトとかやってみる
と・・・
いろいろ新しいことをやりたくなるわけです。
しかし現状は間接部門から直接部門に投げるボールは・・・
という状態がほとんどであり、「不必要」ボールを
直接部門に投げつけているという状態が多く見受けられます。
ただし、本来であれば・・・
直接部門のなかの「必要なボール」を間接部門が見つけてくる!
という形があるべき姿であります。
では、その「必要なボール」を見つけるためには
間接部門は何をしなければならないか!
ですが・・・
簡単で具体的なところでは、
- メールや内線で済まさずに直接、各部署に伺う
- 昼ごはんや飲み会に行ける直接部門の社員をつくる
- ピーク時には、直接部門の業務を手伝う
そんなところです。
難しいことではありません。
しかも、そこで無理に「必要なボール」を見つけられなくても
「信頼」は得られますから、
今後、自分が発信する制度やお願いについては
直接部門より受け入れられやすくなることは
間違いありません。
いかに間接部門が直接部門から
信頼ボールをたくさんもらうか
これが、間接部門と直接部門の関係を良くする
2つめのポイントになります。
ただし、これだけでは間接部門の課題が解決したわけではありません。
3つめの最後は間接部門自らの課題です。
3.間接部門社員の生産性認識不足改善
次回は、この間接部門の生産性に対する認識不足について考えてみます。
つづく